2009年10月22日

ハイレベルな200本集め 第4回札幌国際短編映画祭

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良質な短編映画を上映し、クリエーターを発掘する第4回札幌国際短編映画祭(SAPPOROショートフェスト2009)が10月14日から5日間、札幌市内で開かれた。今年は約200本を上映。観客は30分以内という短い時間に凝縮された短編映画の魅力を楽しんだ。

 コンペティション部門と、1人が複数の作品を出品するフィルムメーカー部門には97カ国・地域から過去最高の3411本の応募があり、このうち103本を上映。ほかに欧米やアジアの作品の特別招待上映も行われ、連日大勢の映画ファンが訪れた。

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 13日のオープニングパーティーにはコンペ部門の審査員も参加。「スーパーマン」や「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出演した米国俳優のマーク・マクルーアさんや、「オアシス」「私たちの生涯最高の瞬間」などで知られる韓国女優ムン・ソリさんらが開幕に華を添えた。

 受賞作品は以下の通り。

オープニングパーティーの模様
【作品部門】
▽グランプリ    Varmints(ヴァーミンツ) マルク・クレステ(英国)
▽最優秀監督賞   Two Birds(2バーズ)  ルナー・ルナーソン(アイスランド)
▽最優秀国内作品賞赤い森の歌        泉原昭人(日本)

【フィルムメーカー部門】
▽グランプリ    横須賀令子(日本)

(文・芳賀恵)

写真上:第4回札幌国際短編映画祭審査員のマーク・マクルーア、ムン・ソリの両氏=いずれも札幌市で10月13日、筆者撮影
写真下:オープニングパーティーの模様
posted by 映画の森 at 00:00 | Comment(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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