ソウルに生きる平凡な女性が、恋や仕事に悩みつつ成長する韓国ドラマ「マイスウィートソウル」。日本での放送開始(11月8日)に合わせ、主演女優のチェ・ガンヒと相手役俳優のイ・ソンギュンが来日し、東京・有楽町の東京国際フォーラムで11月3日に記者会見した。二人はドラマの見どころを「ソウルの若者の等身大の現実を描いている」と語った。
「マイスウィートソウル」は、チョン・イヒョンの同名小説が原作。年下男性との恋愛、ヒロインの髪型やファッションに注目が集まり、二十〜三十代女性の支持を得たことで話題になった。会見にはチェ・ガンヒがミニのドレス姿、イ・ソンギュンがジャケットにジーンズで登場。映画「私の恋」、ドラマ「あんぱん」などで知られるチェ・ガンヒは初の公式来日で、少し緊張した面持ち。4月に続いて2度目の公式来日となるイ・ソンギュンは、ドラマ「白い巨塔」「コーヒープリンス1号店」など日本でも人気上昇中だ。
自分と同じ三十代独身女性を、等身大で演じたチェ・ガンヒ。「(ドラマは)ソウルの今の若者の恋愛を描いている」と話した。一方、若き会社経営者役のイ・ソンギュンは「あまり刺激的ではなく、大げさな表現もないドラマだが、私たちの現実を共感をもって伝えている」と語った。
二人は今回が初共演。互いの印象について問われると、チェ・ガンヒは「現場ではあまり親しくできなかった。なぜでしょう?」と意外な言葉も。イ・ソンギュンは「役の設定上、(親しくない)関係を保ちたかった」と説明。共演の話はこれまで何度もあったが、ようやく実現したという。チェ・ガンヒは「初めて会った時から、役柄ののんびりしたイメージで見ていた。実際は明るくて楽しい人」、イ・ソンギュンは「俳優の間で共演したい女優として人気がある。つかみどころのない、独特のオーラがある人。一緒にいて気が楽で、居心地がよかった」と話していた。
「マイスウィートソウル」は、チェ・ガンヒ演じるヒロインのウンスが、突然現れた年下と年上の男性二人にはさまれ、恋に悩む物語。チェ・ガンヒは「私自身はあまり年上との恋愛経験がなく、(相手は)同じ年の人が多い」と経験談を披露。一方、イ・ソンギュンは「自分にとって恋愛は結婚と同じ意味。(恋愛相手は)一番親しい友達でもある。一番正直になれて、悩みも話せて、人生を一緒に旅する人。今は女性としての魅力より、心が通じ合う人、理解もケンカもし合える、友達のような人がいい」と話していた。
さらに、日本と韓国のグルメ談義も。日本の食べ物について、チェ・ガンヒは「自動販売機で食券を買って食べる、温かい麺がおいしい」と面白い答え。また「(作家の)吉田修一さんの『東京湾景』が好きなので、(舞台の)お台場へ行って主人公の視点で眺めてみたい」と、文学通ぶりものぞかせた。また、イ・ソンギュンは“ソウルお勧めの味”として「青瓦台(大統領官邸)裏はいい散歩コース。近くには歴史ある“秘伝の味”を楽しめる店もあるので、探すのもいいのでは」と語っていた。
会見に続いて同フォーラムでファンミーティングも行われ、二人は映像を交えて楽しいトークを展開。人気グループ「sg WANNA BE+」元メンバーのチェ・ドンハも登場し、ドラマの挿入歌“純愛譜”など2曲を披露した。
写真:「マイスウィートソウル」で初共演したチェ・ガンヒ(左)とイ・ソンギュン=東京・有楽町で11月3日
(文・写真 岩渕弘美)
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ドラマ「マイスウィートソウル」(2008年、韓国)
出演:チェ・ガンヒ、イ・ソンギュン、チ・ヒョヌ



