人気K-POPグループ2AM、CNBLUEのメンバーが主演した映画「アコースティック」が2月4日公開される。2010年の釜山国際映画祭の招待作。時代や環境の異なる20歳の若者の青春模様と、彼らの心をつかむ音楽を描く作品だ。
公開に先立つ1月16日、東京都内でプレミア試写会が開かれ、今回は映画初出演となった2AMのイム・スロンが舞台あいさつした=写真。出演を決めた理由について「音楽がテーマの作品で興味を持った。親しいミュージシャンも出演するので楽しく撮影できると思った。(演じたジフは)優柔不断で自分そっくり」と話していた。
「ラーメンを食べ続けなければ死んでしまう」難病の女性シンガーソングライター、セギョン(シン・セギョン)。自分の歌を伝えようと街へ出るが、なかなか受け入れてもらえない。焦り、いらだちながらも、彼女は歌を作り歌い続ける。
数カ月後のあるライブハウス。ロックバンド「タージマハル」のソンウォン(イ・ジョンヒョン、CNBLUE)とヘウォン(カン・ミヒョク、同)は、演奏が観客に受けず追い出されてしまう。生活のためギターを手放そうとしたヘウォンだが、空腹で立ち寄ったパン屋にギターを置き忘れる。パン屋へ戻った二人に、意外な出来事が起きる。
30年後の近未来。音が消えた争いの世界。iPhone(アイフォーン)も博物館に飾られている。音を研究する学生のジフ(イム・スロン)は、不思議な少女ジニ(ペク・ジニ)と出会う。ジニが持つ古いアイフォーンには家族との思い出の歌が入っていた。ジフは音楽とジニに関心を抱く。
派手な演出もドラマチックな展開もないが、20歳の若者が放つ刹那的な輝き、人の心の奥に流れる音楽への思いが感じられる。若手キャストの演技も見どころ。日本公開が決まった「青い塩」(11)でソン・ガンホと共演し、活躍が期待される女優シン・セギョン。「ソウルのバングラデシュ人」(09)で注目されたペク・ジニら、若手女優が歌を披露して新たな魅力をみせる。日本でも人気のCNBLUEのイ・ジョンヒョン、カン・ミヒョク、2AMのイム・スロンなどが初々しい演技を見せている。
(文・写真 岩渕弘美)
「アコースティック」(2010年、韓国)
監督: ユ・サンホン
出演:シン・セギョン、イム・スロン(2AM)、イ・ジョンヒョン(CNBLUE)、カン・ミンヒョク(CNBLUE)、ペク・ジニ
2月4日、新宿K’s cinema、第七藝術劇場、シネマスコーレで公開。作品の詳細は公式サイトまで。
http://acoustic-movie.com/
作品写真:(c)TimeStory Group Co.,Ltd



