
イタリア史上最大の未解決事件を描く「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」公開初日の12月21日、東京都内で識者のトークショーが開催される。
1969年、ミラノ。学生運動が高まる中、フォンターナ広場で銀行爆破事件が起きる。死者17人、負傷者88人を出す大惨事となったが、真相は解明されぬまま事件は迷宮入り。その後「国益を優先した国家が、事実を隠ぺいした」とも指摘された。
トークショーには新右翼「一水会」顧問の鈴木邦男氏、映画監督・作家の森達也氏、朝日新聞社記者の諸永裕司氏が参加する。日本の未解決事件「下山事件」や「松川事件」などと比較。日本で「特定秘密保護法案」が強行採決されたことを受け、国家による情報隠ぺいと市民生活への影響などを話し合う。
トークショーはシネマート新宿で12月21日、第2回(午後12時55分から)上映後、午後3時15分から30分間の予定。公開初日から2日間、来場者プレゼント(数量限定)も。21日はバリラジャパン(Barilla Japan)のリングイネ「バベッティ(500グラム)」、22日はサンペレグリノ (S.Pellegrino)のミネラルウォーター(250ミリリットル)。
「フォンターナ広場 イタリアの陰謀」(2012年、伊・仏)
監督:マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ
出演:ヴァレリオ・マスタンドレア、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ミケーラ・チェスコン、ラウラ・キアッティ、ファブリツィオ・ジフーニ、ルイージ・ロ・カーショ
2013年12月21日、シネマート新宿ほかで全国順次公開。作品の詳細は公式サイトまで。
http://moviola.jp/fontana/
作品写真:(c)2012 Cattleya S.r.l. – Babe Films S.A.S
タグ:告知